(MSBテクノロジー・コーポレーション CA.,USA)
MSB Technology Corporation(MSBテクノロジー・コーポレーション)、1986年創立。
Sony/PhilipsによってCDフォーマットが誕生した1980年から世界初のCDプレーヤーがリリースされた1982年、そして、その後数年間の、未だCDの黎明期であったこの時代に、現オーナーでありエンジニア/ジェネラルマネージャーのMr.Lawrence(Larry) S.Gullmanと当時の共同創立者、Mr.Mark S. Brasfieldとともに、初めての作品としてフィリップス製のメカを独自に改造したCDプレーヤーを発表しオーディオ業界から高い評価を受ける。
1989年、Larryは、Mark S. Brasfield からすべての権利を譲り受け、単独所有の会社組織とし、デザイン拠点を南カリフォルニアLa Hondaに位置する閑静なRedwoodの森の近くに構えます。そしてほどなく、その少し南のAptosに移り、ハイエンドデジタルオーディオのリーディングカンパニーとして、最先端のデジタルオーディオテクノロジーを極めてゆきます。
社名のMSBとは、言うまでもなく、デジタルオーディオ信号における最上位ビットの略称に由来しています。
MSBテクノロジーは、メインビジネスとして、時代時代のテクノロジーの最先端をゆくCDプレーヤーとD/Aコンバーターを中心としたハイエンドオーディオ機器の開発・製造に携わっていますが、同時に、それとは別にそうした技術を反映し、世界のオーディオ機器メーカーへの所謂OEMとして、R&Dと主幹サーキットの製造供与なども行なっています。
2013年6月現在、長く拠点としていたAptosから、同じカリフォルニア州のさらに僅か南でモントレーの少し北に位置するWatsonvilleに社屋を移転。
デジタル、アナログに関するすべてのオーディオエンジニアリング・スタッフを社内に置き、設計から製造まで、近郊外注の基板生産など一部を除くすべての工程を自社で賄い管理するMSBテクノロジー社の理念をさらに強固なものとするために、アルミブロック削り出しのミーリングマシーンをも工場内に導入するとなど、自社生産への拘りと徹底化を図っています。